売掛先との関係について~1~
福岡をはじめ九州および中国、関西地方のエリアに特化した資金調達をサポートする西日本ファクターです。
経営者の皆さまは、日々事業活動に励まれ、地域社会の発展に貢献されておられると存じます。
毎日奮闘されるなか、資金面でのお悩みも大なり小なりあるかと…
われわれは、経営者の皆さまの一助となることが、最大の使命です。
今回は、売掛先との関係について記します。
「入金を待って欲しい」
日々の商取引で、販売先から請求後すぐに入金があることが、ベストです。
しかし商売が拡大すると、取引数や販売先などが増加してきます。
そのような状況になると、取引ごとの入出金管理は、やや負担となります。
よって、販売先との間で売掛の契約を行います。双方で約束した条件で、取引を締めて入金日を設定します。
その契約により、販売分の回収を行うのが一般的です。
長年取引を行っていると、「すまない、今月の入金少し待って欲しい」とする販売先が出てきます。
長年の取引でお世話になっているということで、「良いですよ」となります。
1週間後など短期間の入金待ちならまだしも、さらに数ヶ月先となると少々問題かと思われます。
まずは売掛先の今を調べる
自社に資金の余裕があれば、入金を待つことも可能ですが、資金繰りが厳しいなかでは、何カ月も待つことはできないですね。
一方で、売掛先も何らかの事情があっての入金遅れの場合が多数です。
まずは、売掛先の経営者と話をして、さらに客観的に売掛先の今を調べることです。そして、今後取引が可能かを判断することです。
また、このようなケースでもファクタリングは有効な方法です。
ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて、売買代金分を資金として提供する手法です。
借入金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約です。要するに売掛金の売買による資金調達です。
審査の中心は売掛先です。われわれが独自の審査を行います。
もし、上記のケースであれば3社間のファクタリングも視野に入れておくと良いですね。
3社間とは、売掛債権の保有側が、売掛先に債権譲渡の同意を得ることです。
同時後、3社間でのファクタリング契約となり、売掛先は定められた期日にファクタリング会社へ買掛分の金額を入金する仕組みです。
ファクタリングにより、売掛金を有効に活用されることも一考してください。