【ブログ】闇金融とファクタリング

2018年7月23日

福岡をはじめ九州および中国地方のエリアに特化した資金調達をサポートする西日本ファクターです。

日々経営にご奮闘する方々におかれましては、

自社の業績とともに資金についての課題を大なり小なり抱えていらっしゃることと存じます。

このブログでは、資金調達にまつわるネタで、つづります。

ファクタリングを装う

2,3年前に3億円を貸し付けて、１億円の利益を得た闇金融業者が摘発された事件がありました。

無許可営業すなわち貸金業法違反と出資法違反での摘発でした。

その闇金融業者は、ファクタリングを称して売掛債権を担保に、法外な金利で融資を行っていたということです。

資金繰りに窮した経営者は、即時に現金を手にすることを求められることが多いです。

その経営者の心理につけ込み、寄り添うような言動によって、資金繰りに窮した経営者を欺き、さらに窮地に陥れます。

手数料と称した高金利

ファクタリングを装う闇金融業者の常套手段は、最初は格安割合の手数料を提示します。

2社間のケースでも「5%前後の手数料です」と言います。

2社間で5%前後の手数料はまず皆無なので、この時点で怪しいと気づいてください。

さらに、審査・調査料と称した追加で手数料を加算します。

この時点で完全に正当な事業を行っていないと判断して、手を引くことです。

どれだけ資金繰りに窮していても、絶対に契約してはいけません。

万が一契約してしまうと、保証料・手付などを要求してきます。これは完全に売掛債権を担保にした貸金です。

闇金融業者は無免許ですので、違法な行為で搾取し続けます。

格安の手数料を提示した時点で手を引くことをお勧めいたします。

売掛金を活かす

ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて、

売買代金分を資金として提供する手法です。貸金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約です。

要するに売掛金の売買による資金調達です。

適正なファクタリング会社は、必ず契約前に手数料を含めた詳細な条件などを明示いたします。

そして双方合意の上、必ず契約書など書面を交わして成立となります。

契約前に裏付けを示した見積もりを実施します。

自社の財務状況が良くなくとも、ファクタリングは売掛先の審査が最優先です。

ファクタリング会社を選ぶ際は、必ず数社に問い合わせをしてください。

そして、ホームページの企業概要がきちんと明示されているかを確認してください。

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