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【ブログ】不良債権と滞留債権

2018年7月31日

福岡をはじめ九州および中国地方のエリアに特化した資金調達をサポートする西日本ファクターです。

 

日々経営にご奮闘する方々におかれましては、

 

自社の業績とともに資金についての課題を大なり小なり抱えていらっしゃることと存じます。

 

このブログでは、資金調達にまつわるネタで、つづります。

 

 

経営破綻先の債権

 

 

まず、不良債権についての定義について、金融庁の金融検査マニュアルによると

 

『経営が破綻している先や業績不振などによって経営が実質的に破綻している先、

 

あるいは破綻する危険がある先に対する債権』とされております。

 

また、『元本または利息の支払いが3か月以上滞っている貸出金や当初の条件どおりに返済できず、

 

金利の減免(引下げ)や元本の返済が猶予されている貸出金も含まれます』とも記されております。

 

 

支払いが滞る債権

 

 

一方、滞留債権は不良債権と同等に扱われるケースや説ありますが、似て非なる債権です。

 

属性としては、商取引や金銭貸借の約定通りに支払いがされていない債権で、

 

遅延・延滞されている債権を示します。この滞留債権が長期化してしまうと、

 

不良債権になる公算が高くなります。そうなる前に、一日も早く販売先との交渉を行うことをお勧めいたしま

 

す。

 

 

売掛金を適正に管理する

 

 

ファクタリングとは、お客様が現在保有している売掛金を当社が買い受けて、

 

売買代金分を資金として提供する手法です。貸金ではなく、『債権の売買契約』に該当する契約です。

 

要するに売掛金の売買による資金調達です。但し、支払いの期日前の売掛金が原則ですので、

 

不良債権・滞留債権ともファクタリングの対象外となってしまいます。

 

売掛金は、資産であることを再確認され、適正な管理を行ってください。

 

株式会社西日本ファクター